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自律神経の乱れは腸の健康にも影響

私たちの体は数えきれないほど多くの組織から成り立っています。
その中でも「情報伝達」という極めて重要な任務を担っているのが神経系。
しかし、現代人はストレスや過労により体のみならず心の不調をも感じる人が増えています。
そこには神経系の働きが正常に行われていないことが理由の一つに挙げられます。

自律神経とは?

自分の意志では動かすことができない神経
例えば臓器、心臓や胃腸は自分で動かしたり止めたりとコントロールすることができません
これは自律神経によって管理されているから。
逆に足を使って歩いたり手を動かすことでものをとったりする際に使われる運動神経は自分の意志で動かすことができるため、自律神経ではありません。(体性神経といいます。)

交感神経と副交感神経

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類にわけることができます。
この2種類の神経がバランスよく働くことで私たちのパフォーマンスアップにもつながります。
交感神経が優位にある時の状態とは、テンションが上がる際の状態をイメージするとわかりやすいかもしれません。この時はエネルギーを消費する方向に働きます。
逆に副交感神経が優位に働いているときはリラックスしている状態(安静状態)です。
この時は胃腸が活発に働くことからもわかるように消化や吸収が高まり、エネルギーを蓄積する方向に働きます。

表:自律神経系の作用
交感神経副交感神経
瞳孔散大縮小
唾液濃く粘っこい薄いが大量
心臓(心拍数)増加減少
心臓(拍出量)増大減少
血管収縮拡張
胃(運動)抑制亢進
胃(分泌)減少増加
小腸・大腸運動抑制運動亢進
膀胱排尿抑制排尿促進
汗腺分泌促進
参考:新しい解剖生理学(改定第10版) 南江堂

では、自律神経が「乱れる」というのはどのような状態を指すのでしょう。
基本的には活動している昼間は交感神経が優位に、休養をする夜間には副交感神経が優位に働きます。
しかし、ストレスや過労、不規則な生活などによってこのスイッチがうまくいかずに自律神経が乱れ、体や心の不調へとつながるのです。

腸の健康に注目

表より交感神経が優位になると、多くの内臓は活発に動き、副交感神経が優位になると休養モードになるのに対して、胃腸に関しては副交感神経が働く際に「亢進(こうしん)」します。
過度なストレス状況が続くと交感神経が優位な状況が必要以上に続き、副交感神経がうまく働かないと胃腸もうまく働かくなるのです。
胃が働かなけではうまく消化できないですし、腸がうまく働かなければ必要な栄養素等が十分に吸収されないだけでなく、腸内環境が乱れることで便秘や下痢、免疫力の低下にもつながる可能性があります。
日ごろから腸内環境を整える食事を心がけることもパフォーマンスアップには重要であるといえるでしょう。

脳腸相関とは

最近よく聞かれるようになった「脳腸相関(のうちょうそうかん)」という言葉。
腸は第2の脳とも呼ばれるほどの独自の神経ネットワークを持っている臓器であることや、脳と腸が互いに影響を与え合っていると考えられており、研究が進められています。
「健康」を目指すのであれば何か一つの食べ物や一つの臓器にこだわるのではなく、脳や腸を含む全身を正しくケアすることが体と心のケアにもつながるのです。
一生付き合っていく自分の体を大切にすることでパフォーマンスアップにつなげていきましょう。

S H A R E

この記事を書いた人

磯村優貴恵 磯村優貴恵 管理栄養士

大手ダイエット専門エステサロンでの食事指導、飲食店でのキッチンスタッフ、特定保健指導を経て、現在は子供から大人まで家族みんながおいしく食べられて健康になれるよう、レシピ・商品開発や執筆など幅広く活動中。

資格:管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター、健康食育ジュニアマスター、幼児食アドバイザー、学童食アドバイザー

関わった書籍:子どもの身長がぐんぐん伸びるおいしいレシピ150(主婦の友社)、簡単!おいしい!いわし缶レシピ(河出書房新社)、野菜&くだものパワー! ファイトケミカルできれいにやせるレシピ(宝島社)、ハーバード大学式 最強! 命の野菜スープ(宝島社)

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