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陰と陽『自律神経という人生のリズム』

人生は280日という長い眠りから始まります。この世界に姿を現す前に私たちは暗黒の海の中で漂いながら、遺伝子のプログラムに沿ってただただ成長し続けるわけです。お母さんの心臓の音に癒されながら、その後100年近くの人生での学びのために。つまり、生という陽を体験する前に、最大の陰を経験しています。陰がないと真の陽は芽吹いてくれません。

陰は人生の中で、安らぎ、心地よさ、信頼、同調をもたらします。逆に陽はチャレンジ(不快)、躍動、好奇心を意味します。

陰があるから私たちは陽を楽しめるのです。陰と陽がリズムを作ります。私たちの人生、リズムがとっても大切なんです。

そして、私たちの身体、精神もリズムをとっても大切にしています。リズムはまた別の言葉で、波長、波動、周期とも呼ばれます。

私たちは、リズムという時に、陰陽の陽の部分にばかり注目しています。それは私たちが全ての事象において結果にばかり注意を向けているから起きます。

どうしたら私たちはハッピーになれるのか?豊かになれるのか?進化できるのか?と結果にばかり執着しすぎていませんか?

この世に存在する神羅万象のエネルギー体、陰の部分が陽の前にないと陽は発動できないように自然の摂理はできているんです。

月があるから、太陽が有り難いのです。

そして、この太陽と月のリズムを作っているのが、私たちの身体にもあるんです。

それが自律神経と呼ばれているものです。交感神経と副交感神経という陽と陰に分かれています。

それぞれが覚醒と睡眠という1日のリズムを作っています。

体温の一日のリズムというのを作ってスイッチのような作用を及ぼしています。

血圧という圧のリズムを作って気分を作っています。

呼吸のリズムを作って細胞の元気を作っています。

感情もそうです。怒りや不安、恐れが現れるからこそ、その後の幸せをより一層感じられるのです。

24時間で昼と夜が必ず訪れるように、交感神経と副交感神経は波のようにリズムを刻んでいるのです。

太陽によって交感神経が優位に、そして月が昇ると副交感神経が優位になってくるという風に、私たちの身体は自然と密接に関わっているんですね。

陽が輝きを放つには、まず陰を最大限に働かせる必要があるというのを冒頭でお伝えしました。

つまり、まず副交感神経を優位にする事がその後の覚醒の質、効率を高めていくのです。陰陽のバランスは自律神経系の調整が最も大事です。

そして、究極の副交感神経は愛に向かい、究極の交感神経は感謝に向かいます。つまり、自律神経は愛と感謝の交流、人生そのものなのです。

自律神経という人生のリズムを掴んで自分らしいユニークな人生の輝きを見つけてみませんか?

S H A R E

この記事を書いた人

川崎康彦 川崎康彦 医学博士(神経生理学)

医学博士、脳科学者、理学療法士、中国医科大学 医学部卒業、元ハーバード医科大学研究員(2003年ー2008年)。世界 6大陸の様々な国を旅しています。また日本国内も全ての県訪問はもちろん、 世界遺産に登録されている箇所も全て網羅しています(世界遺産検定2級取得)
自分を絶えず変化させ新しいことにチャレンジ しながら脳と心、身体の成長を伝えていくというライフスタイルを続けている。
旅にもただその国を訪問するのではなく、チャレンジ(登山、トライアスロン、 スキューバダイビング、スキー、マラソン、セミナー、海外医療ボランティア、 国際研究など)する旅を続けている。 ライフスタイルの3要素として、チャレンジ、感動、旅を掲げながらそれによる 脳の成長を解き明かし、自身がそのモデルとして活動している。起こった全て の過去の意味を解き明かし理想の未来を明らかにすることで、今という貴重な 時間に100%フォーカスする方法を脳科学的に体系化しました。 変わり続けることを体現する専門家であり、なんとかして変わりたいと願って いる方達へ共に進んでいくためのコーチング、カウンセリング、ヒーリングも行 なっています。
著書に「ハーバードで学んだ脳を鍛える53の方法」「ハーバードで学んだ最高の記憶術」「ハーバード式 聞くだけで集中力が高まる本」が あります。最近では、雑誌PRESIDENT(2019年9月16日号)で勉強法をテーマに特集されています。

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