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ビジネスマンのやる気をキープ! 自律神経の仕組みから、メンタルの負のスパイラルを防ぐ、 心のセルフコントロール術

ビジネスマンにとって永久の課題である、職場ストレス。入社して数年間は、やる気でストレスを維持できても、「出来て当たり前」「完璧主義」を求められる職場において、褒められる機会がなく、叱られたり、評価が下がってしまうと感じる機会が多いのではないでしょうか。


そのため、普段の業務の8~9割はミスなくこなしても、1つ2つだけでもミスがあると落ち込み、職場に行きづらい、居場所がなく窮屈に感じることもあると思います。そんな時、「自分が頑張らないと」「無理くりのプラス思考」でエネルギーに馬力をかけるだけだと、心身にさらに負担がかかります。さらに、メンタル疾患に陥り、大事な人生を棒に振ってしまうこともあります。


そのため、メンタルが負に陥らず、仕事のパフォーマンスが下がらないように、ご自身で日々対策を取ることが必要です。
では、どのような対策をしたらいいでしょうか。実は、解決の糸口は、自律神経の仕組みに着目することです。そこで本記事では、まず自律神経の仕組みをお伝えし、ビジネスマンのモチベーション維持のために、これだけはやっておきたい心のセルフコントロール対策をお伝えします。

目次

自律神経と心の関係とは?

自律神経とは一言で言うと、ストレスを修復するために、健康管理を「勝手に」してくれる神経です。自律神経は、「交換神経」「副交感神経」の2つに分かれます。「交感神経」は、心と身体を緊張状態に導くことで、やる気を引き出す神経です。「副交感神経」は、身体をリラックスさせる神経です。

この相反する機能がバランスを保ち、心身の健康を保っています。しかし、職場での過度な緊張、プレッシャー、周囲からの圧力やネガティブワードに反応することで、交感神経が過剰に働き、身体がリラックスできない状況があります。これが、自律神経の乱れというものです。その結果、「眠れない」「下痢がする」「肩や腰が痛い」「頭痛」などの症状が起こり、仕事のパフォーマンマンスが下がります。そのため、自己否定感や劣等感にもつながり、職場ストレスを抱えてしまいます。


では、自律神経が乱れることを回避するために、ビジネスマンは、どうマインドを整えたらいいでしょうか。ここでは、具体的な整え方を、2つご紹介します。この2つを習慣化するだけでも、自律神経の乱れを防ぎ、モチベーションを維持できます。

1.ノートに書いて、自分で自分を褒める訓練

1つ目は、先に述べたように、職場から、「できて当たり前」「完璧主義」を求められる傾向があります。そのため、社風によりますが、業務の8~9割こなしていても、1つミスをすると上司から減点法で評価されるなど、他者から褒められる機会が少ない人もいらっしゃるのではないでしょうか。


これでは、あなたの心に、「出来ない自分」ばかり目立ってしまいます。でも一方で、業務の8~9割はこなしています。まさにその点をあなた自身が肯定的に捉えると、心が前向きに導かれます。


そこで、毎日5分でも10分でもいいので、日記をつけましょう。1日を振り返ってみて、小さなことでもいいので、できたこと、普通にこなしたことを書きましょう。そうすると、「出来る自分」を再確認できます。


また、その日嫌だった出来事、傷ついたことがあれば、正直な感情をノートに書きまくりましょう。ノートは人に見せなくてもいいので、飾らないありのままの気持ちをぜひ吐き出きましょう


ポイントは、貯めこまずに出し切ることです。何ページに渡って書いてもいいのです。逆に出し切らないと、モヤモヤやイライラが交感神経を刺激し、身体がリラックスできないままになります。

2.自分を評価してくれる人かつ、尊敬する「メンター」と時間を共にする

職場ストレスの要因は、人間関係が9割と言われます。特にあなたのことを好ましく思ってない人と一緒にいざるを得ない場合はいくらでもあり、その課題を避けて働くことはほぼ不可能です。


だからこそ、あなたを評価してくれて、かつ人間として尊敬できる人と、一緒にいる時間を作り、「承認感」「安心感」を積極的に得ましょう。


人は、「承認されている」と感じると、「安心感」が生まれます。その結果、副交感神経が刺激され、リラックスし、次も頑張ろうと思えますし、負のメンタルにはまりにくくなり、あなたのパフォーマンスを発揮できます。


ここでポイントは、「評価してくれる」だけではなく、「人間として尊敬もできる人」と一緒にいることです。あなたが尊敬している人は、自分より考え方や振る舞いが一歩進んでいて、あなたがそうなりたいと目指す人間像です。


職場ストレスについては、最終的には、未経験なことや苦手な壁を乗り越えることで、自信がつきます。そのため、心を前向きにやる気を引き出してくれる人の存在が必要になります。その人を、メンターと言います。


また、同じ社内だけではなく、社外の人、さらに、経営者や起業家と知り合いを作る習慣をしましょう。今では、異業種交流会やオンライン交流会など、ネット検索すれば、関わる場はたくさんあります。社外の人と関わることで、1つの物事について新しい捉え方を発見できますし、社内では見つからなかった、あなたの長所や良い点を発見できます。そのため、ここでも「承認」→「安心感」を得ることができます。


つまり、関わる人間関係を意図的に変えてみることが、副交感神経が刺激され、心がリラックス・前向きに変わり、仕事でのやる気アップにつながります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。仕事のやる気をキープするために、「無理くりのプラス思考」「無理くり頑張る」ではなく、自律神経という身体の仕組みを理解した上で対策を考えると、ロジカルに答えが出てきます。先に挙げた2つの対策を取り入れるだけでも、あなたの仕事や人生は変わります。ぜひ実践してみてくださいね。

S H A R E

この記事を書いた人

藤永智也 藤永智也 職場ストレスアドバイザー / パニック・不安障害コンサルタント

広島県福山市在住
日本福祉大学卒業

8年間のお勤め時代、人間関係の悩み・ストレス・パニック障がいで、一度は200mも歩けなくなるほど身体が動かず、寝たきり生活、退職を経験。その後、薬・入院なしで回復へ。その過程で学んだ、「健康」「人生」両方を立て直せるコツは、①『心のセルフコントロール』、②『栄養・自律神経の整えで身体づくり(健康回復)』、③『自分発掘をもとにした未来づくり』3つを、トータルで取り入れること。
現在は、オンライン講座や個別セッションを通して、知識のみならず、経験者による実践アドバイスで、人生逆転プログラムを届けている。

資格等:社会福祉士国家資格

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