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現代社会で、ビジネスにおいて「セルフマネジメント」が注目される理由

ビジネスにおける、「セルフマネジメント」という言葉はご存じでしょうか?昨今は、人生100年時代が話題になるように、お金のためだけではなく、ずっと健康で幸福感を持ちながら働くことが求められています。そのために必要なスキルが、「セルフマネジメント」です。

このスキルが身につくと、従業員だけではなく、企業側、すなわち従業員を雇う経営側にもメリットをもたらします。そこで本記事では、現代社会でセルフマネジメントを取り入れたほうがいいメリットをお伝えします。

目次

セルフマネジメントでは、何を管理する?

まず、セルフマネジメント能力を高めるために、どんなアクションを起こせばいいか?どんな自己管理をしたらいいか?下記で挙げてみました。

  • 目標設定をし、達成のためのスケジュールを立てる。
  • 課題解決ができるようにする。
  • 人間関係など、ストレスに対応できるようにする。
  • コミュニケーション力、チームワーク。
  • モチベーション維持、自己分析
  • 精神面(感情・考え方・自己肯定・新プロジェクトなどのプレッシャー)を前向きにする。
  • 体調管理(食生活・睡眠)
  • プライベートの過ごし方、人脈づくり。

このように多岐にわたっています。どこからどう手をつけたらいいか分からないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、セルフマネジメントにおいてまず大事なことは、下記の「感覚」を掴めるために、今の自分はどうしたらいいか?情報を仕入れたり実践することなのです。その感覚とは・・・!?

「たとえ今、仕事がなかなか進まなくても失敗しても、自分は、こういう心持ちで、こういうライフスタイルでいると、長期的には自然と仕事がはかどり、壁を乗り越えられて、きっと成果が出るだろうなぁ」という感覚

もう少しかみ砕くと、「入社1年目は失敗やミスが多いけど、放物線状のグラフのようにだんだん仕事のスピードが早くなり、成果もあっという間に出せるようになるだろう」という根拠ない自信を身に着けることです。

世間一般的には、「方法」「手段」ばかりが気になると思いますが、実は、実践の中でもがきながら自分に合うセルフマネジメントを確立していくことで、ずっと健康で幸福感を持ちながら働ける自分に近づきます。

セルフマネジメントは、働き方改革に欠かせない考え方

上記の「感覚」は、昨今広まっている、働き方改革の考え方と関連しています。というのは、働き方改革と言えば、「短時間勤務」「リモートワーク」を思い浮かべるかと思いますが、本当の働き方改革とは、「仕事をしてる時間が楽しい」と思えることです。そして心が前向きになり、プライベートが充実できる感覚が掴める実践こそ、セルフマネジメントなのです。

「セルフマネジメント」は企業に必要な要素

現代社会において、セルフマネジメントが企業に求められている背景は、冒頭で申し上げた、人生100年時代のおける、終身雇用の崩壊やニーズの多様化が挙げられます。

従業員がセルフマネジメントを実践していくと、個人の生き抜く力がつくのはもちろん、企業側、すなわち経営者側にもメリットをもたらします。具体的には、次の4つです。

1つ目:どの部署に配属されても求められる力が身につく。

2つ目:仕事が楽しいと思う従業員が多くなり、辞めなくなる。

3つ目:経営者感覚が身につく従業員が生まれ、時代の変化に合わせてアイデアが生まれる。事業所が生き残れる。

4つ目:従業員ひとりひとりが、心の器が広くなり、チームワークで仕事をする雰囲気が出る。団体戦で成果を出せる。

セルフマネジメントは、研修で学べる

最後に、セルフマネジメントはどうすれば学べるかを、お伝えします。

結論を言うと、学べる場はいくらでもあります。

従業員にとってパッと思い浮かぶのが、会社が用意してくれた研修の場です。まずはその場を活用するといいでしょう。ただし、それだけだと、会社のルールや組織の価値観に従うだけになり、変化し続ける世の中の動向に気づけなくなります。そこで、日常的に、外部のセミナー・や異業種交流会などを活用し、新しい価値観や考え方に触れていくことをお勧めします。

コロナをきっかけに、オンラインでも学べるようになり、コミュニティや人脈が手に入る時代になりました。社内では気づかなかったノウハウが得られ、仕事の成果に結びつくチャンスです。

なお、本でノウハウを学ぶ手段もあります。ここについて、私個人の見解をお伝えします。

本に書いてあることそのものは、専門家や実績を積んだ方がお書きになっているので、信憑性自体は高いと思います。(もちろん、間違っている場合もありますが^^;)なので、内容は参考にしていただきたいのですが、できれば、研修を受けた後に本で学ぶことをお勧めします。

なぜなら、セルフマネジメントで大事なのは、「自分の場合、今、何をしたらいいか?」 アドバイスをいただけることです。研修の場では、発信者(専門家)からの一方通行ではなく、双方でやりとりしながら、一緒に課題解決ができます。その復習として本を読むと、理解が深まるかと思います。つまり、研修、交流会、本の活用をセットにして考えてみるといいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では、現代社会において、セルフマネジメントが注目される理由についてお伝えしました。セルフマネジメントは、学びより実践から身につくことが圧倒的です。今すぐワクワクできることから始めてみてくださいね。

S H A R E

この記事を書いた人

藤永智也 藤永智也 職場ストレスアドバイザー / パニック・不安障害コンサルタント

広島県福山市在住
日本福祉大学卒業

8年間のお勤め時代、人間関係の悩み・ストレス・パニック障がいで、一度は200mも歩けなくなるほど身体が動かず、寝たきり生活、退職を経験。その後、薬・入院なしで回復へ。その過程で学んだ、「健康」「人生」両方を立て直せるコツは、①『心のセルフコントロール』、②『栄養・自律神経の整えで身体づくり(健康回復)』、③『自分発掘をもとにした未来づくり』3つを、トータルで取り入れること。
現在は、オンライン講座や個別セッションを通して、知識のみならず、経験者による実践アドバイスで、人生逆転プログラムを届けている。

資格等:社会福祉士国家資格

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