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歩くこと

精神状態を良好にする為にマインドフルネス等の瞑想がビジネス界隈で流行し、一度は体験したことがあるという人が増えたと思いますが、実際に少しやってみたがあまり効果的ではないと感じた人も少なくはないのではないでしょうか。

効果をあまり感じなかった場合、それは身体へのアプローチに原因があるかもしれません。瞑想法というと呼吸を整えることや心の状態を変化させることが重要で、身体を動かすことはあまり関係がないように思えますが、そもそも精神状態とは身体の状態に大きく左右されるので、身体のケアをしないまま瞑想を行うことはとても効率が悪いのです。

「瞑想は身体を動かすことからはじまる」

ヨガや座禅など、伝統的な瞑想法ではしっかりと身体を動かします。座禅って身体を動すの?と疑問に思われるかもしれませんが、一説によると座禅を広めた達磨大師が中国で初めに教えたのは虚弱な修行僧を鍛える体操だったと言われています。

「歩くことは自然にできる一番の瞑想法」

古来よりマインドフルな状態(自分自身に注意を向ける)になる為に行われてきた方法には座って呼吸を整えること以外に古代ギリシャ人が実践していた「歩く」という方法があります。歩くことで海馬の血流が良くなり脳が活性化され、最新の研究では認知症の予防効果も認められています。

よりマインドフルネスとして効果を上げるには、公園など気持ちの良い場所でゆったりと呼吸をしながら、自分の気持ちとゆっくり向き合う時間を持つと良いでしょう。

じっと動かずに行う瞑想から身体と心を同時にケアする「歩き瞑想」へ
ReFocus

S H A R E

この記事を書いた人

神奈川県在住の忍術家。 幼少より武術を学び、伝統忍術を継承する忍道の師範忍。 カルチャーセンター講師や様々な忍術学習プログラムを企画開発し普及に務める。 相州ノ忍発起人。古武術や密教瞑想、伝統的な忍術を基にした身体調整法などを指導し、自らも滝行、山籠り等様々な修行とその効果を検証する。 忍術指導者として十年以上のキャリアを持ち、その活動は国内に留まらず2014年にはスウェーデンで演武、忍術講習を行うなど近年活躍の場を広げている。 2019年甲賀伴党宗師家川上仁一、三重大学教授山田雄司監修による忍道の師範を拝命。

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